2016年9月24日土曜日

ビットコインソーシャルレンディング運用状況 - 2016年9月


BTCjam、BitLendingClub、Bitbondの現在の状況です。

ちなみに、LoanbaseはBitLendingClubに名前が戻りました。
なんでしょう、踏み倒し多すぎて評判悪くなったからサイト名ロンダリング?(笑)

運用状況

BTCjam


Net Annualized Returnは--9.34%
A以外のレートは酷いものです。
それと、デフォルトしてる人達ですが、まったく返済していない人の割合が非常に大きいです。
始めから踏み倒すつもりで借りているわけですから悪質ですね。



現在、自動投資のプランが3つ動かしていますが。
そのなかで、最も被害の大きいA~Cのすべての通貨タイプを対象にするプランを止めて様子を見てみることにしました。

被害が、多少軽減されるといいのですが……


BitLendingClub


予想損益は18.5%の損失となっています。
何処をどう計算すればこんな数字になるのやらといった感じですが……

投資に対する実際の損益は、32%の損失です。
1BTCが0.68BTCになっています。
上記の予想損益が1年間のという事であれば、多少改善してきている可能性はありそうですが、果たしてどうなる事やら。

ちなみに、BitLendingClubの現在のアクティブな投資人数は4,666人。
いままでの貸出額は780万ドル。
かなり厳しい状況ですね~。
つぶれる前に残額引き出しておこうかな(笑)


Bitbond


USDが6.57%の損失、ビットコインが35.72%の損失です。
前回より状況が悪化しています。
4件完済している間に8件デフォルトが増加って、もう意味が分かりませんね。
貸出件数は少し増えているので、無事に完済されることを願いつつ、もうしばらく様子見ですね。

まとめ

損害が確実に広がっているのが手痛いですね。
ビットコインでのソーシャルレンディングというのは、ビジネスモデル的には面白いのですが、早くも崩壊の危機といったところでしょうか。
借り手のモラルがあまりにもひどすぎますね。
借金の返済率が良い国、もしくは取り立てがしやすい国などに絞って貸し出すか、審査をかなり厳しくしないとどうにも難しいといったところでしょか。

お金を借りるという事が無いので、借り手の心理が良くわからないのですが、踏み倒す人の心理には少し興味があります。
そもそもソーシャルレンディングで借金をするような人は、銀行からまとまったお金が借りれない人達なのでしょうか?
信用がもともとないので、踏み倒しによる社会的な信用低下なんてものも気にしないのでしょうか。

ペイデイローンのように、あらかじめ何らかの回収手段を用意するか、担保をとれる仕組みが構築で着ない限り、ビジネスとしての将来性は厳しそうですね。

残念ながら、ビットコインソーシャルレンディングは現状としては投資対象にはなりえないです。
ですが、今後どうなっていくかについては興味があるので、このまましばらくは継続はしたいと思います。
投資総額が8BTCぐらいだったはずですので、ヘンなソシャゲに換金でもしたと思って楽しみたいと思います(笑)